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ミステリアスな微笑みが印象的な不二子さん。鬼才・三池崇監督の『ビジターQ』をはじめ、個性的な映画に次々と出演。透き通るような美しさで注目を集めた逸材だ。そんな彼女が今回挑んだのは、文豪・谷崎潤一郎の小説「卍」を映画化した作品。 監督した井口昇さんは、あるときは大人計画の個性派俳優として、あるときはAV界のカリスマ監督として、そしてまたあるときは、カルトな映像作家として人気を博す、多才な人物。谷崎文学を見事に調理し、井口テイストただよう滑稽さをはらんだ物語へと昇華させた手腕はさすがとしか言いようがない。 この作品で不二子さんが演じたのは、“台風の目”のような存在、光子。名門の家系に生まれたお嬢さまながらも、奔放かつ勝手気ままな性格で、周囲に嵐を巻き起こす。男はもちろん、女までをも虜にする妖艶な魅力の持ち主だ。 彼女に魅せられた人々を、快楽の迷路へと誘い込む光子という難役を、軽やかにこなした不二子さん。彼女に、映画について、そして「すごく面白い」という井口監督について話を聞いた。 |
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