
5日、テレビ朝日系の朝の情報番組『朝だ!生です 旅サラダ』のスタジオは、長年番組の顔を務めた神田正輝(73)が卒業した直後の初回放送という重要な局面を迎えていた。しかし、その厳粛な空気をも吹き飛ばすかのように、ゲスト出演した俳優・柳沢慎吾(62)がスタジオを独占し、視聴者の度肝を抜く「番組ジャック」を敢行した。
神田正輝不在のスタジオで起きた異変
週末以降の天気予報が終わり、番組がエンディングに向かうタイミングでその“事件”は起きた。中央の席に陣取った柳沢は、居住まいを正し、急にスーツのボタンを留め直すなどして慌ただしく動き始めたかと思うと、「いや~、ということでね」と腰を浮かせ、まるで長年の司会者のように周囲を見回したのである。さらに、気温の変化に対する体調管理をテキパキと注意喚起するなど、完全に進行役の空気を醸し出し始めた。
その勢いは止まらず、柳沢は正規のレギュラーである女優・松下奈緒(39)に対し、「さっ、奈緒ちゃん、いかがでした?」としれっと感想を求めた。これには松下も笑いをこらえきれず、「柳沢さん、どうもありがとうございました」と頭を下げるしかなかった。柳沢は「今日、とっても良かったですよ」とねぎらいの言葉をかけ、先輩風を吹かせながらも、勝俣州和(59)ら共演者への配慮も見せるなど、巧みに場を支配し続けた。
本来であれば、松下が神田正輝から受け継いだ定番の挨拶「素敵な旅に出掛けましょう。素敵な週末をお過ごしください」で番組を美しく締めるはずだった。しかし、カメラが引いていく中、柳沢は「どうも、みなさーん、あばよ!ありがとう」とお決まりの決めゼリフを放ち、右手を大きく振って立ち上がった。まさにエンディングを完全に「ジャック」した瞬間であり、日本の週末の朝は柳沢の独壇場で幕を閉じた。
世界の舞台ではハリー・スタイルズが新時代を告げる
日本国内のテレビ番組が笑いに包まれる一方で、海外の音楽シーンでも大きなニュースが飛び込んできた。世界的ポップスター、ハリー・スタイルズが、間もなく開催される第68回グラミー賞授賞式にプレゼンターとして登壇することが明らかになったのだ。
グラミー賞公式インスタグラムは月曜日、「ハリーは新しい時代に突入している。彼がプレゼンターを務める間、何か秘密のサインを送ってくれることを期待したい。我々は流暢な“スタイルズ語”を話せるのだから」と、ユーモアを交えて彼の登場を告知した。この発表は、ハリーが待望のニューアルバム『Kiss All the Time. Disco Occasionally.』を引っ提げたワールドツアーを発表した数日後のことである。
大規模なワールドツアーと授賞式の全貌
ハリーの新たなツアー「The Together, Together tour」は、5月16日のアムステルダム公演を皮切りに、12月13日のシドニー公演まで続く長丁場となる。特筆すべきは、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの30公演を含む、世界各都市での長期滞在型公演が含まれている点だ。ファンにとっては、彼の「新しい時代」を肌で感じる絶好の機会となるだろう。
注目の第68回グラミー賞授賞式は、ロサンゼルスのアリーナからCBSを通じて生中継され、Paramount+でも配信される。司会は今回で6回目、そして最後となるトレバー・ノアが務める予定だ。主要部門にはレディー・ガガ、バッド・バニー、ケンドリック・ラマー、サブリナ・カーペンター、ビリー・アイリッシュらが名を連ねており、激しい競争が予想される。
さらに、サブリナ・カーペンターやアディソン・レイらがパフォーマンスを行うことも既に発表されており、授賞式に先立って行われるプレミア・セレモニーを含め、音楽ファンにとっては見逃せない一日となりそうだ。日本の朝を騒がせた柳沢慎吾の「あばよ!」から、世界の音楽の祭典へと続くこの週末、エンターテインメントの世界は国内外ともに熱気に包まれている。
