今秋注目の新作アニメ:異世界×学園×バトルの世界が拡がる

カウボーイビバップの制作スタジオ最新作『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』

異世界転生やランクバトルといった要素を盛り込んだアクションアニメ『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』が、今秋Crunchyrollで配信されることが明らかになった。本作は『カウボーイビバップ』の制作スタジオによる新作として注目を集めている。

物語は、主人公・織田晶が高校の仲間と共に異世界に召喚されるところから始まる。彼だけが「暗殺者」という下位職に割り当てられるが、地道な努力と成長を重ね、やがて最強の存在へと成り上がっていく。トレーラーでは、壮麗なビジュアルや多彩な職業の仲間との冒険、RPGさながらの戦闘描写が映し出されており、アニメファンの期待を高めている。

ディズニー発、悪役が主役の学園ファンタジー『ツイステッドワンダーランド』

ディズニープラスは、人気スマホゲームを原作とした『ディズニー ツイステッドワンダーランド:ジ・アニメーション』の制作を発表。魔法学園「ナイトレイブンカレッジ」を舞台に、ディズニーヴィランズの精神を受け継ぐ7つの寮で繰り広げられる物語が描かれる。

物語の主人公は、東京に住む高校生・円魔勇見。突然異世界へと飛ばされた彼は、魔法の才能を持たないまま、ヴィランの名を冠する学生たちと共に学園生活を送ることになる。個性的な寮長や仲間たちとの衝突や成長が、ユーモアと緊張感を交えて描かれていく。

ディズニープラスのアニメ戦略と拡大するラインナップ

ディズニープラスは近年、日本アニメの強化に力を入れており、今作『ツイステッドワンダーランド』もその一環とされる。現在配信中の作品には、ラブコメディ『ムライは恋してる』、ハードボイルドアクション『ザ・ファブル』、戦隊ヒーローをテーマにした『戦隊大失格』などがある。

さらに、昼はカフェを経営し夜は泥棒として活動する三姉妹を描く『キャッツ・アイ』も開発中とされ、多彩なジャンルの作品が今後も登場予定だ。

異世界と現実が交錯する、2025年秋アニメの潮流

今年の秋アニメは、異世界ファンタジーと学園ドラマ、アクションが融合した作品が多数登場予定だ。『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』では「最弱からの成り上がり」が、『ツイステッドワンダーランド』では「悪役の遺志を継ぐ学園生活」が描かれる。

どちらの作品も、それぞれの世界観でキャラクターたちが成長し、困難に立ち向かっていく姿が共通しており、アニメファンにとってこの秋は見逃せないシーズンとなりそうだ。