日米スターがSNSで明かした「意外な報告」と「大きな決断」

エンターテインメント界の第一線で活躍する女優やアーティストたちが、自身のSNSを通じてファンに向けた重要なメッセージを発信することが日常的となっている。ここ数日、日本とアメリカのスターがそれぞれ異なるトーンで自身の近況と今後について言及し、大きな反響を呼んでいる。一方はファンをヒヤリとさせるユーモラスな報告、もう一方はキャリアと家族の狭間での重大な決断だ。

元宝塚トップ娘役による「文春砲」騒動?

日本国内で注目を集めたのは、元宝塚歌劇団のトップ娘役として一時代を築いた女優、花總まりのインスタグラムへの投稿だ。彼女は29日、「今日発売の週刊文春に載ってしまいました」という一文を添え、移動中の車内と思われる場所で雑誌を手にした写真を公開した。

「週刊文春」への掲載と聞けば、多くの人がスキャンダルやスクープ、いわゆる「文春砲」を連想しがちだ。この投稿を目にしたファンからも、一瞬にして緊張が走ったことは想像に難くない。しかし、これは花總流の茶目っ気たっぷりのジョークだったようだ。彼女が紹介したのは同誌の「Close Up」というインタビューコーナーであり、決して不祥事が報じられたわけではない。「宜しければご覧ください」と涼しい顔で呼びかける彼女に対し、フォロワーからは「文春と聞いて心臓が止まるかと思った」「まさか文春砲を食らったのかと焦りました」「スキャンダルじゃなくて本当に良かった」といった、安堵と笑いが入り混じったコメントが殺到した。

また、この投稿に合わせて花總は、自身が出演するミュージカル「破果(パグァ)」(3月7日〜22日、新国立劇場ほか)の稽古が順調に進んでいることも報告している。ファンの肝を冷やすようなタイトルの裏には、舞台への意気込みと、変わらぬ悪戯っぽい愛らしさが隠されていたようだ。

人気トーク番組に幕、ケリー・クラークソンが下した母としての選択

一方、海の向こうアメリカでは、グラミー賞歌手であり人気司会者でもあるケリー・クラークソンが、自身のキャリアにおける一つの区切りを発表した。彼女が2019年からホストを務め、デイタイム・エミー賞を24回も受賞するなど圧倒的な人気を誇る「ケリー・クラークソン・ショー」が、現在放送中のシーズン7をもって終了することになったのだ。

クラークソンは月曜日、自身のインスタグラムに長文の声明を投稿し、番組終了の理由を赤裸々に語った。番組は視聴率も好調で、批評家からの評価も高い。しかし、彼女がこの決断に至った最大の理由は「家族」だった。彼女には元夫ブランドン・ブラックストックとの間に11歳の娘リバー・ローズと9歳の息子レミーがいるが、多忙を極める日々のスケジュールから離れ、子供たちと向き合う時間を優先する必要性を感じたという。

彼女は投稿の中で、「ロサンゼルスとニューヨークの素晴らしいスタッフたちと働けたことは非常に幸運だった」と感謝を述べつつ、番組を離れることが「容易な決断ではなかった」と吐露している。それでも、現在の彼女の人生のステージにおいて、子供たちのために母親としてより多くの時間を割くことが「必要であり、正しいこと」だと感じたようだ。

番組の名物コーナー「ケリーオケ(Kellyoke)」での歌唱や、温かみのあるインタビューで視聴者を魅了してきた同番組は、2026年の秋まで新作エピソードの放送を続ける予定だ。クラークソンは完全に表舞台から姿を消すわけではなく、今後は音楽活動やライブパフォーマンス、そして将来的には人気オーディション番組「ザ・ヴォイス」への出演などの可能性も示唆している。「次はどこに私が現れるか、誰にも分からないわよ」と締めくくられた彼女のメッセージからは、母としての決意とともに、アーティストとしての尽きない意欲も感じられる