希少な100年前のアニメが日本で発見される

1920年代、まだアニメ産業がその最初期の段階にあったころの作品が、初めて発掘されました。この発見は、日本国内外のファンにとって、アニメ業界の現在と最も古い時代とをつなぐ貴重な機会となっています。

NHKによると、1923年頃に制作された白黒アニメーションがこのたび初めて発見されました。このアニメは「航空衛生」と題されており、日用品を生産する企業によって制作されたとされています。この企業は、今日のライオン株式会社の前身と考えられています。アニメのフレームは以下で確認できます。

歯に関するアニメは、史上最古の生存アニメの一つ

「航空衛生」の制作背景には、虫歯を予防する教育を提供するという願いがありました。NHKの報告によると、この発見の重要性について専門家が語っており、同志社大学のアニメ史家で准教授の佐野明子氏は「背景や着物が非常に丁寧に描かれているのが印象的です。1920年代は日本のアニメーションの夜明けであり、教育内容を分かりやすく伝えるためのアニメーション使用という点で先駆的な時期だったと言えます。この時期の生存している映画は非常に少ないため、この時代を理解する貴重な手がかりとなります」と述べています。

アニメ会社とファンは古い物理メディアの保存に努めている

日本のアニメーションにおける文化遺産の保存に関する重要な議論が続いています。映画制作会社東京ラボラトリー(トーゲン)が2023年に閉鎖されることが決定された後、アニメファンが立ち上がりました。トーゲンは、無名の権利保有者によって主張されなかった1万本以上のマスターを保有しており、その中には50年前に放送されたとされる「ゴルゴ13」の再発見も含まれていると言われています(Catsuka経由)。トーゲンを所有する東宝株式会社は、将来にわたってその保存努力を継続することを発表しました。

トーゲンの支援の更新は、保存努力のための大きな勝利でありましたが、古いシリーズのアニメセルが廃棄されたり、海外に流出しているという業界からの報告があります。政府に対して本格的なアーカイブ作業を設立するよう強く求める声が高まっており、最近では文化庁が原画やマンガの原稿、セル画の保存プロジェクトを発表したことが朝日新聞を通じて報じられました。